このたび、2015年3月末に完成した「超高齢化する『これから』を考えるワークショップ」のレポートを一般公開いたしました!
ご存知でしたか?
日本は、高齢社会を通り越して、既に〈超〉高齢社会です。そしてこれから、ますます高齢化していきます。でも、超高齢化と言われても、具体的に何がどうなって、それがどういうことなのか、なかなか想像しづらいですよね。
「これから」の話をしましょう!
私たちドネルモは、超高齢化する社会に対応した〈地域コミュニティのあり方〉を考えるプロジェクトに関わっています。高齢化問題は、自分が高齢者になった際の問題ではなく、超高齢化の進展に伴って社会が急激に変わり、昔ながらの〈良い生活のモデル〉が、成り立ち難くなっていくところにあります。現在すでに核家族よりも単身世帯が多いのですが、2030年代には単身世帯が約4割となり、その多くが60歳以上になると予想され、孤独死の増加や社会的弱者の孤立など、様々な問題が噴出してきます。
福岡でも、超高齢化は待ったなしで現在進行中。そしてこれらの問題に、家族や地縁、企業やNPO、そして行政がそれぞれに対応することも難しくなっています。ニーズや課題が多彩すぎるからです。そうした状況に対して、自分だけで何とかしようとするのではなく、地域の様々な人や団体が、お互いに助け合いながら対応していく地域モデルが、今、求められています。
このプロジェクトについて
地域コミュニティを巡る取組みは数多く行われていますが、それぞれ参加者の世代が偏る傾向にあります。そこで今回、私たちは、地域を盛り上げたいと思う若者から、地元を知り尽くしたベテランの人たちまで、各世代の方々に集まってもらい、お互いの違いを学びながら、超高齢化する「これから」をみんなでつくっていくワークショップを実施していきます。地域の幅広い世代が一同に会するなんて、ちょっとしたイベントです。
地域の幅広い世代が一同に会し、
超高齢化する「これから」に対して、
〈福岡でできること〉をみんなで考える場をつくる
具体的には、福岡を中心に様々な場所で、超高齢化する「これから」について毎回テーマを決め、そのテーマを巡り、みんなで対話する場づくりを行います。
テーマごとに面白い切り口から、普段想像したり、考えたりしたことがない「これから」のことを、ワールドカフェ形式で一緒に話しましょう!
各回のテーマ
2030年代の「住まい」in大牟田
第1弾:2014年9月6日 @えるる
2030年代の「働き方」in糸島
第2弾:2014年10月5日 @糸家
2030年代の「オタクライフバランス」in福岡
第3弾:2014年12月6日 @冷泉荘
2030年代の「メンタルヘルス」in諫早
第4弾:2014年12月21日 @アエルいさはや
レポート公開
▼こちらから、本プロジェクトのPDF版レポートをご覧いただけます。
「これから」を考えるワークショップレポート
ドネルモのREADYFORプロジェクト
このプロジェクトは、クラウドファンディングサイトREADYFORにて「超高齢化する『これから』を、多世代で話す場をつくりたい!」をテーマにプロジェクトの支援を呼びかけ、皆様からいただいたご支援によって平成26年度に実現しました。ご協力いただいた皆様へ心より御礼申し上げます。
改めまして、READYFORを通じ本プロジェクトにご支援・ご協力頂いた皆さまへ心より感謝申し上げます。